２ちゃんねる実況中継(裏) 暇だから本当にあった俺の体験談教えてやるよ

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1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 22:43:26.66
あれは２，３年前だ。
大学４年だった俺はほとんど単位も取り終えていて就活も３年のうちに
終わらせてしまっていたので暇だったんだよ。

カーチャンに「旅にでも行けば？」と言われた。
旅か・・・・俺は旅行というものにものすごく疎かった。けど興味はあったし
いずれは行きたいと思ってた場所もあったんだ。
そう、「伊豆」・・・。海を見たいと思ってな。

だけど俺には恋人がいなかった。もちろん童貞。
そして友達はいたもののなんとなくめんどくさかったんで
ひとりで伊豆への旅に出かけたんだよ。

そう、確かあれは８月か９月くらいのめちゃくちゃ暑い日だったな。

あとあらかじめ言っておくけど釣りではない。
釣り釣り言われるとなんだかやる気がなくなるんでやめてくれ。

12 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 22:45:06.20
ちょっと興味がわいた

13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 22:45:20.32
俺は見てるからな

14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 22:45:28.76
さぁ続きを書くんだ

20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 22:49:14.77
ごめん、とーちゃんに「リモコン直して」って泣きつかれてたｗ

そんでまー行ったわけ。普通にスムーズに事は進んで。
少々値段ははったものの海辺の近くのホテルに予約を入れた。
１泊二日だ。へたれな俺は２日間一人っきりはちょっと不安だったからこれがちょうどいいと思ってた。

しかしだな、天気がものすごく悪かった。
もう、それはもう。っていうか嵐が北んだ。ふざけんなってんだ。
しかも俺は海辺を歩いてる途中にザーザーと降りやがった。

なんなんだよ・・・ついてないな・・・。
傘をさしつつ、少し向こうにあるホテルまで浜辺を歩いていた。
するとびっしょビショに濡れてる人が前方を歩いてたんだ。

21 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：sage ：2007/06/06(水) 22:49:53.17
wktk

23 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 22:54:16.83

肩までの黒い髪。華奢な肩。清楚な服装。
お？と思うだろ、男なら。しかも傘もささずに歩いてんだぜ？
気になってな・・・。

まー俺は社交的なほうではあったので、その人を追い越して振り返ったんだよ。
そしたらさ

めええええええええええええええええっちゃ可愛いの！！！！！！
ていうかタイプ！目がくりくりしててさ、肌も白くて。
何してるんか気になるだろ？だから俺、話しかけたんだよ。

「何してるんですか？大丈夫ですか？」
「あ、はい、今夜泊まるとこがなくて・・」

声も話し方も可愛い。うはｗｗｗ

「そうなんですか・・」
とりあえず傘に入れてあげた。俺は覚悟をして言ってみた。
こんなチャンスは多分２度と訪れないだろうからな。

「あの、よかったらそこのホテルに予約取ってるんできますか？」

めっちゃ心臓ばくばく。だって童貞だし。

「え、いいんですか？迷惑じゃなければそうしてほしいです・・」

25 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 22:59:47.92
「いえいえいえいえいえいいえいえいえいえいえ！おかまいなく」
なんて浮かれている俺は意味の分からないことを言っていた。

すぐさまホテルに向かってフロントにて手続きを取った。
俺の部屋はツインだったので（シングルがあいてなかった）それが幸いして
何事もなくｵｯｹｲ。

今日童貞喪失できるのかも・・・ぶっちゃけそんなことばっかり考えてはｗｋｔｋしてた。

「大丈夫ですか？お風呂行きますか？」
「ごほごほっ・・・」

彼女は風邪をひいてるみたいだった。その証拠に大きなマスクをしていた。

とりあえず別々に温泉までいって帰ってきた。
食事をとろうということでルームサービスを取る。

まあここまではよかったんだ。というかもうオチは分かってるだろ？orz

27 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：sage ：2007/06/06(水) 23:01:09.34
実は男だった

アッーーーー！

30 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 23:03:02.51
彼女がその大きなマスクを外した。

GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

何この顔！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！１１

人の顔の事言える立場じゃないんだけど
とにかくそういうことだ。やばいんだよ！
見事に鼻から上までは美形なのにだな、そのしたがすごい！！！！！１
モンスターだよ！どうしたらここまで上半分の美を打ち消すことができるのか！！！！１

俺は茫然とその彼女の顔を見つめたまま固まってしまった。

「・・・・どうかしました？」
「・・・・・・・・・・・」

何も言葉が出ない。

32 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 23:06:24.81
これは詐欺だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ほんとに言葉にできないほどのやばさ。
というかショッキング・・・。

「・・・・・・・あ、どうぞ食べましょう・・」
明らかに元気を無くした俺に反して彼女はよくしゃべった。
その上半分の美しさを打ち消すほどの口元をよく動かしながら……。
　

そして夜も更けた。
布団をしく。俺はもう早く朝になって帰ってしまいたかった。
もういやだ。こわい。騙された。むかつく、むかつくうううう！！

「おやすみなさい」
「・・・・・・・・・・はい」

電気を消して布団をふかくかぶる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・眠れNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE

37 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 23:16:27.66

http://blog-imgs-14.2nt.com/r/e/s/res2ch/835040.jpg

こんなかんじだ。

夜中、すすりなく声で起きたんだ。見ると女が窓際で泣いてる。
うわ～・・どうしたんだろ。見て見ぬふりをしてしまいたかったが
不覚にも目が合ってしまったｗ

「・・・・・・・・・ぁ」←俺

「ど、どうしたんですか？」
泣く事をやめない彼女。少し心配になる。

聞いてみると彼氏に１００万近く騙されてとられたとのこと。
そのおかねは両親のものだったらしく親にも勘当されてしまったらしい。
なんとも気の毒な話だった。

「そんなことがあったんですね」
その頃にはなぜかその顔に慣れてしまっていた。

彼女は泣き続けた。何度も俺の胸に顔をうずめては浴衣に染みを作った。
「・・・抱いて・・・ください」

38 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 23:18:17.73
抱いたのか…

39 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 23:18:31.69
うわああああ

40 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：sage ：2007/06/06(水) 23:18:54.00
こいつはｗｗｗｗｗｗｗｗｋｔｋｒｗｗｗｗｗｗ

45 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 23:24:31.47
てか、地味に絵上手くてワロタ

47 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/06(水) 23:30:27.10
スクロールする前「おっ絵うまいな」
スクロール後「うわああああああああああ」

98 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:16:44.68
おｋ　続きな

「・・・・・・・・はい？」
この状況下で？この女少しおかしいんではないか。
というかきっと可愛い女だったら俺は間違いなくがっついていただろーが
なんか紳士ぶって遠まわしに断っていたｗ

「えと、やっぱそういうのよくないと思うよ」
「・・・・・どうして」

女の顔が一段とまた怖くなった。
「えと・・・・・・・そんなふうにして傷つくのは君だろう」

そういえば名前をまだ知らなかった。そんな基本的なことさえ忘れていた。

「名前なんてーの？」
「千鶴です。彼氏の事も親の事も忘れたい。ここで会ったのは運命でしょ？
抱いてほしい。私だって女なんだから」

はらはらと泣き俺にしがみついてくる。
千鶴・・・名前可愛いな。声も可愛い。目も可愛い。
性格も・・・なんか可愛い。

腹をくくると、千鶴のおでこにキスをした。

「・・・・え？」
「彼女になってください」

102 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:21:13.00

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

答えはNOだった。
自分でもなんで告白したのかよくわからなかった。
ちなみにSEXはしなかったんだ。

ここでは。

106 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:33:38.04
次の朝帰る予定だった。

チェックアウトは１１時JUST。

「昨晩は本当にありがとうございました」
「いえいえ・・」

ただいまの時間は１０時。

ふと、思ったのだがこいつは宿泊代を払ってない。
なんだったんだorz
俺は本当の意味で人助けをしただけだったのか・・・・。

なんだか無償に切なくなって、泣きそうになった。
まだ学生だし金のない頃だ。甘い夢のひとつでもみたかったのに。
あと１時間で旅も終わる。

「千鶴さん」
「はあい？」
俺は最後の思い出作りたかったんだ。

「抱かせてください///////」
千鶴さんは待ってましたとばかりに微笑みを浮かべた。
こんな感じに http://blog-imgs-14.2nt.com/r/e/s/res2ch/055170.jpg

でやったわけだがな千鶴のやつ別れ際に妙なこと言ったんだよな。

107 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：sage ：2007/06/07(木) 01:35:37.53
きめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇｘｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

109 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:37:44.21

http://blog-imgs-14.2nt.com/r/e/s/res2ch/057730.jpg

それ以来毎年８月９月がくると千鶴のことを思い出す。

みんなも気をつけてくれ。
嵐の夜に伊豆の浜辺を歩いていたら千鶴というﾏｽｸをつけた女がいても
ナンパなんかしちゃだめだぜ・・・・・

110 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:39:33.13
怖くて画像が開けないんですがｗ

113 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:41:42.77
KOEEEEEEEEEEEEEEE

115 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:43:49.27
gdgdで正直スマンかった
おわびにこれで抜いてくれ

http://blog-imgs-14.2nt.com/r/e/s/res2ch/061870.jpg

119 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 01:53:27.71
おつかれさま

120 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 ：2007/06/07(木) 02:03:44.47
乙ー