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浪人生だけど
大学の新歓で一人が自己紹介で大人しそうな一年「一浪して入りました」と言ったら、
俺の隣のギャル男が「浪人ってマジでいるのかよ~、ひくわ~!」と叫んで場の空気が少し悪くなった。
すると、向かい側にいた他のギャル男が「おいおい、一浪でこんな空気になるんじゃ、二浪の俺はどうなるんだ!」と立ち上がった。
さらに真面目そうな眼鏡の一年が「かくいう私も二浪でね(メガネクイッ」と立ち上がり、みんな大爆笑。
続いて、明らかにオッサンなデブが「三浪の俺からすりゃ、お前らなんかまだまだよ!」と立ち上がり、会場は大盛り上がり。
みんなは「三浪キター!!」二浪の二人も「三浪は卑怯だぜ~」「そうですよ~。僕なんか二浪以外に個性ゼロなのに」と続いて三人の独断場だった。
隣のギャル男も最初は「浪人がなに勝手に盛り上がってんの?」などとブツブツ言ってたが、最後には何も喋らなくなっていた。
俺も浪人してたので、ちょっとスッキリした。
友達
昨晩、ネットで購入した「ダッチワイフ」と初めて交わった。
あまりの気持ち良さに連続射精で体力の限界に達してしまい逝くと同時に挿入したままワイフに覆いかぶさった状態で眠ってしまった。
今朝、いつものように母親が俺を起こしに来た時、間一髪布団でワイフを隠したんだが、ワイフの長い髪が布団からはみ出し明らかに2人分の膨らみを帯びた布団を見て、
母親「だ、だ、誰?」
俺「と、友達…」
母親「お父さーん!お父さーん!」
30秒後、父親に布団をめくりあげられ、素っ裸でワイフを紹介する事になった…。
母親「何よこの人形! 友達だって言ってたじゃないの!」
俺「だ、だから 友ダッチ・・・」
誰か、俺を殺してください。
中国
中華人民 ヽ 丶 \
共和国 \ ヽ ヽ ヽ
/ / ヽ \ ヽ ヽ
/ | ヽ \ 酸 \ ヽ ゝ (黄砂)
ノ 丿 \ \ ヾ
ノ | | 丶 \ 性 \ (黄砂)
/ \ \/| (黄砂)
ノ | | \ 雨 | ↑
/\ \ | ( ↑
/ \ / | ) (
/ \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( )
/_ \ ) ( 鳥インフルエンザ
 ̄ | な オ 中| ̄ ノ⌒ ̄⌒γ⌒ ̄⌒ゝ / /
| い .リ 共| ノ ペンキで緑化 ゝ / /
| で .ン が| 丿 ゞ _/ ∠
| ね ピ 崩| 丿/|/|/|/|\|\|\|\|\ゝ .\ /
| ! ッ 壊| │ V
――| と ク し|――――――――――┼―――――――――――――――――
/ い の てヽ 巛巛巛巛巛巛巛巛 人巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛水銀
う 事 も
気 忘 . _ ┌┬┐ | | |
持 れ / ̄ |⌒| ノ―┬ 日 日 /| 丶 .├┼┤ | ヽ └┼┘
ち | ̄| | | ┌┼ | 日 .| i / | └┴┘ ヽ | | |
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みかん
祖父が死んで49日前後の頃みた夢。
祖父が死んだ時、私は既に大学生だったのに、夢の中では小学校低学年ぐらいだった。
祖父母の家の茶の間のような所で、こたつを囲んで二人でみかんを食べていた。(祖父死亡は春なのに)
祖父は柑橘類が大好きで、年中果物籠にみかんの類が絶えたことはない。
我が家もそれは同様で、みかん類に加えて母の好物のバナナが良く乗っている。(みかん好きは父の方)
祖父はみかんが大好きだったくせに、孫の私がむくみかんを勝手に食べる困り者だった。
私はみかんをむいて、全部の房のスジを取ってから食べ始める。
スジをキレイに取ったみかんを横から祖父は勝手に食べる、孫はムキになってむくという、傍から見れば笑える構図になる。
しかし、一桁年齢の孫には笑い話ではなく、そもそも優しい祖父とは言い難い人だったので孫は懐かなかった。向こうも男孫以外はほぼ無関心。
しまいには祖父母の家ではどんなに勧められても、私はみかんを食べなくなった。例外は祖母がむいてくれたのを食べる時だけ(スジは取っていない)。
祖母はアホウな真似はするなと毎度叱ってくれたが、祖父はコイツ(=私)がむくと楽でいいだの、きれいにとるから丁度いいだのと、聞く耳持たず。
実際、私はツルンツルンにスジを取るから、みかんは好きでもスジは嫌いだった祖父には有難い孫だったらしい。
私にはいい迷惑だけど。
918 本当にあった怖い名無し sage 2007/06/14(木) 18:41:36 ID:ahKCIvHG0
続き。
夢の中の祖父は不器用そうにみかんの皮をむいていた。
適当にしかスジを取っていないものを一房一房、私の手の平に乗せてくれた。
これを食べたかどうかは覚えていないが、みかんの匂いがしたのは良く覚えている。冬場に食べる温州みかんの匂いだった。
祖父がコタツから立ち上がって、どこかに行こうとした。私はなぜか祖父の半纏(冬場に祖父愛用)の袖を掴み、ここにいなよ、と引き止めた。なぜか行かせては行けない気がしたから。
祖父は私の頭を撫ぜて、行かなきゃいかんみたいなことを言って行ってしまった。
生前、小さい頃から祖父に頭を撫ぜられた経験なんか覚えている限りないのに、妙にリアルな感触だった。節くれだったゴツゴツした手触りは祖父の手だと思う。あんな手をした人は身内では祖父しかいない。
何となく物寂しい気分で翌朝目が覚めた。
我が家の台所の果物籠にはなぜかバナナしかない。二日前、買ってきたばかりのいよかんだのが盛りっとあったのがキレイサッパリない。
ゴミ箱だのにも皮の残骸はないし、食べる心当たりは父しかないけれど、食べていないという。
法要で行った祖父母の家でも、二つある果物籠のみかん類がキレイサッパリ同じ夜に消えていたそうだ。
夢の話を祖母のいる前でお経を上げに来てくれたお坊さんに話した。
お坊さんは仏さんが貰っていかれたのでしょう、と言ってくれた。
祖母は、「死んでからもガメついんだから。全部持ってくなんて意地汚い」と悪態をつきつつ、ちょっと泣いていた。
祖父は肺癌を患い、死ぬ前の半年間は流動食ばっかりだった。大好きだったみかんは全く食べていない。見舞いにポンジュースを差し入れしたら、物凄く喜んだけど余り飲めなかった。
好物をお棺に入れ忘れた薄情な身内なもんで、自分で持っていたのかもしれない。
愛用していた半纏は入れてあげたんだけど。
祖母は今、仏壇にみかんをなるたけ欠かしていない。墓参りも烏が攫うと分かっているが、供えている。
しかしながら我が侭な祖父だったので、スジを取ってくれとごねている気もする。
缶詰のみかんは嫌いだった祖父なので、スジは自分で取ってもらおうと思う。