毛虱の会話
毛虱AとBが、とある都市で会った。
A「おい、B！ずいぶん顔色が悪いじゃないか。どうしたんだ？」
B「それがよ、この前どこでもいいやと思って潜り込んだのが登山家のヒゲでよ、そいつ
2週間もロッキーにいたもんだから、体調崩しちまって・・・」
A「そりゃ大変だ！今すぐコールガールの陰毛に潜り込んで体を温めたほうがいいぜ」
B「うん、そうする。」
数週間後、二匹の毛虱は再会したが、Bはまだ顔色が悪い。
A「おい！お前俺の言うとおりにしなかったのか？」
B「いや、したさ。でもいつの間にかまた登山家のヒゲの中にいたんだ」
- 2007/07/31
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サツマイモの記憶
スレ違いかもしれんが…
戦時中(第二次世界大戦な)食べるものがなくてイモばかり食ってた、なんて話は
良くあるが、うちのじいちゃんばあちゃんもそうだった。
で、当時サツマイモは涼しい縁の下なんかで保存しとくものだったみたいだが
じいちゃんばあちゃんのところでは庭の地中に石でできた箱を埋めて、それを
食料貯蔵庫にしていた。もっとも中身はサツマイモくらいしかなかったらしいが。
62年前の8月6日、広島に原爆が投下された。
じいちゃんばあちゃん家は広島市中区、原爆の爆心直下であった。
幸いにじいちゃんは南方へ出兵中、ばあちゃんと当時子供の父親は岡山の
実家にいたので助かったのだが、広島の家が心配なばあちゃんは西国街道を
チャリンコですっとばして戻ったそうだ。火事場の馬鹿力だろう。
ちなみにじいちゃんは南方でもイモばっかり、と今でもイモを見ると愚痴る。
広島の家に戻ると一面の焼け野原、というより地獄絵図だったらしい。
とにかくいろんなものが焼けた臭い、焦げた臭い、そして家は跡形もなく崩壊して
いたようだ。がっくりすると同時にチャリンコで長距離走ってきた疲れもドッと
出たばあちゃん、それでも最後の望みと庭の食料貯蔵庫を開けてみた…
焼き芋…貯蔵庫のサツマイモ全てが、当然すでに冷めてはいるが焼き芋に
なっていたのである。貴重な食料だがこうなってしまっては仕方ないと
満腹まで冷めた焼き芋を食ったばあちゃんは周りの同じ境遇の人たちに
焼き芋を配って回ったそうだ。
俺の知っているばあちゃんは焼き芋をいつも冷ましてから食べた。嬉しいような
悲しいような複雑な表情で食べながら「おいしいねぇ」と言っていた。
そんなばあちゃんが昨日死んだ。仏前には冷めた焼き芋。
じいちゃんは愚痴りたそうな顔をしてイモをずっとながめている。
- 2007/07/31
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TINTIN
高校時代、タンタンのクリアファイル持ってたら友達が
『あー！チンチンだ！！私これ大好き！』
とのたまった。
名前が出てこなくて、書かれたTINTINを素直に読んだらしい。
クラス中の男子が振りかえって、恥ずかしかった。
- 2007/07/31
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愛車と２回戦
最近マイアテが彼女のオナ道具と化してるorz
というのも、デート（休日）しても自分ちには常に妹か姉か父が必ずと言っていいほどいるし、
彼女んちは農家だからいつ家の人が帰ってくるのか分からないしで、安心してエッチできず・・・
だからって毎回ラブホってのもなぁ～ってことで、
エッチはほぼマイアテンザでのカーセックスというわけなんです。
やっぱ狭いから俺は１回戦で限界なんだけど、彼女は２回戦もしたいみたいで、
でも予想以上に体力使うから勘弁っていうと、
じゃあアレ試してみてもいい…？って言ってなんかシフトレバー見てる。
なんかやりたいことあるならやってみてって言ったら
運転席と助手席の間に後部座席見ながら跨って、ゆっくりと腰下ろしてく・・・
で、んっ・・・てエッチな声出しながらレバーが彼女のくちゅくちゅおまんこに入ってく。
太さがちょうどいいみたいで、速攻でイッたみたい。
ここ一月くらいエッチ終わったあとはアテンザと２回戦してイク彼女・・・orz
なんかさびしいような・・・？
彼女曰く、初めてアテンザのシフトレバー見たときから試したかったらしい
みなさんの彼女ｏｒ奥さんはこんなこと言ったことありますか！？
てかレバーの革が傷まないか心配orz
- 2007/07/31
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ドラゴンクエスト～対なす存在～【28】
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60 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:48:40 ID:qtjStdr70
― ロードブルク ―
ノ⌒;;:..:...:;;;⌒ヽ r''´;;;;:;:: :. ....
⌒'';;;:;:..... . . . .: :; :;;''´⌒) ノ⌒`);;:;:;... ..:;:;;;;） （;;;:;: : :: : .. . ..
(⌒''ー''´ ..:;;;:;:;;';;::.... ...:;:;:;r' ）;;;:;:::: :. . . . .
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―--,,,,, ., ..＿ r''´ （,,.,.＿;;;;:;:::..... r' ｀''ー-- ''
/ﾍ ＿＿ ＿＿
.l∩l /三三/ /三三//三三/ﾍ/三三/ﾍ/三/ﾍ/三/ﾍ
-, r'´''--''｀ヽ /^ﾍ /＾ﾍ/＾ﾍ /三三/__/三三/__/三/__/三/＿ﾍ
-!;;;:;::::.. .. . .. !:＿i∩i＿:! /二ヽ|三三|r'´!三!｀ヽ＿＿＿＿ ＿ ＿ I^I
_:!―､ ,.r'´三i.l::l.i三｀ヽ_l:∩:| |:ﾛ,_ﾛ:||_I_I_I_I_I_| ＿＿＿/ニニﾍ /ニニﾍ .〈〉〈〉
_:!_[]_iﾆlﾆlﾆr'´!_!_ﾛ_,i'￣'i:_ﾛ_ﾛ_|_|::|:| !三三!i,__,__,__,__i／＿＿＿＼: : : :| | : : : :| |`l´l
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣`''l'￣'l'￣'l l'￣'l＿＿＿,i_ﾛ_ﾛ_ﾛ_ﾛ_i {三三三} : : : :|`l l´|
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/iﾆ/ /iﾆ,/ /iﾆ/ /iﾆ/ /iﾆ,/ /iﾆ/ /iﾆ/ /iﾆ,/ /iﾆ/ /iﾆ/ /iﾆ,/ /iﾆ/ /iﾆ/ /
二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/ i二i/
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人,,人,,人: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
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: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :人,,人 : : : : : : : : : : : : : : :
61 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:50:03 ID:qtjStdr70
／'＼`''ｰ- ､,.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／,三三＼ ﾍ三三三三三三三三三三三三三三三＼
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| | | |::::::／
| |／|三三三三三三三三三三三三|／
{三三三三三三三三三}／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／ オギャー！ ＼
／ オギャー！ ＼
62 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:52:29 ID:qtjStdr70
,――――――――――――――――
｜おめでとうございます。女の子ですよ。
'―,―――――――――ｖ―――――
｜ああ・・・セセラ・・・。
'ｙ―――――――――
ｵｷﾞｬｰ!
ﾊ,,,ﾊ ﾊ,,,ﾊ(^)'´ﾟ
＿＿''ﾉ´ハﾍヽ ＿＿ ,､,,,... ﾉﾉﾍﾊヾ､
|＿＿川,, ´ｰ)＿＿__,| i ﾘ´o)（∀` ,,ｼ ﾊ,,,ﾊ
|＼＿〃´￣￣ ヽ.＿_＼ ゝ￣''ﾌとl二^) 〃ﾊﾍﾍﾞヽ
| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼ ￣ 〉l： ヽ （∀｀ ,,ゞ
＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼ く,,..＿,,ゝ とi,,_l：_と)
＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ l__,l＿,l
＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣| （__（＿）
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
63 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:53:32 ID:qtjStdr70
l| i| l
l i| l|
i |l l i
l| i| l
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l i| l|
i |l l|
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i |l l
|l |
l i
__
） r'､_ﾍ 人
/､::::/ （ カラン
ﾍ／
⌒) そ カラン…
Y (⌒
64 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:54:49 ID:qtjStdr70
,――――――――――――――
｜ん？なんだこれは・・・？宝石？
,――'――――――――ｖ―――――――――
｜ああ・・・そんな・・・まさか・・・こ、この子は・・・！
'――――――ｖ―――――――――――――
ｵｷﾞｬｰ!
ﾊ,,,ﾊ ﾊ,,,ﾊ(^)'´ﾟ
＿＿''ﾉ´ハﾍヽ ＿＿ ,､,,,... ﾉﾉﾍﾊヾ､
|＿＿川,, ´-) ＿＿__,| i ﾘ´o)（´д`；ｼ ﾊ,,,ﾊ
|＼＿〃´￣￣ ヽ.＿_＼ ゝ￣''ﾌとl二^) 〃ﾊﾍﾍﾞヽ
| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼ ￣ 〉l： ヽ （д｀ ,,ゞ
＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼ く,,..＿,,ゝ /i,,_l：_'ヽ
＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ (_l⌒l,ノ(,ﾉ
＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣| <:〉 （＿,）--J
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
65 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:57:20 ID:qtjStdr70
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
i ! |i i !／'＼`''ｰ- ､,.＿＿!＿＿＿|!＿＿＿＿＿i＿＿＿＿ i|
i |! i ／,三三＼ ! i ﾍ三三|!三i三三三i!三三!三三三i|三三＼
i i| ／,／ !i ＼＼ iﾍ三!三三i三三i!三三三!|三三i三三三i/ﾍ i
! !| ／,／ ! ,--!-､ i ＼＼ ﾍ三三i!三三i三三|!三三三!三三三 !/ﾍ ﾍ |!
i i／, i! `---' !i ! i＼'_三三三!三三三三!|三三三i三 ! ,/::::ﾍ ﾍ
i! |i :l,イ三三i!三三三!|三 i! `l､l三三i!三三三三|i三三三三三三/::::::::::ﾍi! ! |i
i ! i| !i i| i| | | !i i| i| i! |::::!i::::::|iﾍ_ﾍ !
i! !| {三三} :{三三} ! | ! i ! |i :|:::::::::!::::::::| |! i
i i| ! |l[]|[]l| |l[]|l[]l| i| !i| {三三三} {三三三} i !::!:::::::::i|:::|
! i| |l[]|[]l| i|l[]|l[]l| ! | | |l[]|[]|[]l| i !|l[]|[]|[]l| .:|::::::i!::::::::::| i! |i
i i | i i{三三} :{三三} | | ! |l[]|[]|[]l| |l[]|[]|[]l| i !|:::::::::!::::::::i ! i
i i| {三三} :{三三} ! | | {三三三} {三三三} :|::::::::::::::::::|
! i| |i :|l[]|[]l| |l[]|l[]l| :| | {三三三} {三三三} :|::::|!:::::i:::::| i! i|
!| !| |l[]|[]l| |l[]|l[]l| :| | |l[]|[]|[]l| |l[]|[]|[]l| .:|::::::::::::::::::|
i! ! | {三三} :{三三} ｉ !:| | |! i|l[]|[]|[]l| ! ill[]|[]|[]l| .:|:::::!|:::::!::::| |! |i
i| ! | ! i i | | {三三三} {三三三} :|:::!:::::::／! |i
i i| i| !| i i ! i| | |! ! i |::::::／i !
!| i |! | !| i ! |／|三三 !|三三 i| 三三 i| 三 !i三|／! !| i
! |! {三 |!三三!| i三三三三}／!| i ! i! i i |!
|! i i| !| i| i| i| i| ! |i
,━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃＊「死神の子じゃああああああああああ！！！」
┃
┃
┃
┃
┃
┃
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
66 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:58:31 ID:qtjStdr70
,／)
,／／＼
／／＼...:::＼
＿ ／／ ＼...::ﾍ
r'´ﾞﾞ''_ `ﾞﾞ｀''ヽ‐-､ ,／／ .ﾍ...::ﾍ
|l r'´ ￣｀ヽ ..:::lﾍ ,／／ ﾍ...:::ﾍ
,i'l :〉 ...:::::l ...:::l ﾍ ／／ l...:::::l
|l' r'::〉 r';;ﾍ 'l ...:::l l,／ ,l....::::l'
|l :く_., ゝ;;;;ﾌ 〉 ...::l lヽ ,l....::::,l
|i l ..r' ...:::::l ） ,l....::::,l
ゝ `'´`''´)ﾉ__..,, --‐''´ゝ -=''_.,,-‐'
r'´｀ヽ｀''),.r''´￣ -== ー'ヽ |
i| (⌒ヽ --‐''´ ｀ヽ ..:l, |
レ') ﾐ) ..::::l ..:::l .|,､,,,...
／／彡'´::::... ...:::::l' ...:::l i ﾘ´-)
／／ (´''ー--' .....::::::l' ...::l ゝ￣''ﾌ
(／(´''ー--' .....::::::l' ...::::l' ￣
,━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ロードブルクでは、数百年に一度・・・特異まれな力を持った子が
┃生まれる。その力はロードブルクの歴史において、災いをもたらす
┃要因として恐れられてきた。
┃あまりに残酷なまでの過去の悪夢を拭いきれない住民たちは、
┃力を持った子供を「死神の子」と称し、戒めてきた・・・。
┃
┃
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
67 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 18:59:51 ID:qtjStdr70
,――――――――――――――――――――
｜何度言ったらわかるんだ！うちの子は決して
｜災いをもたらすような力なんて持っていない！
,――'――――――――ｖ――――――――――――――――――――――――
｜そうやって言ってきて・・・過去に何度ロードブルクが災いに襲われたと思っている！
｜確かに自分の子供は可愛いかもしれぬ。だが、「死神の子」は「死神の子」だ！
｜力が暴走する前に・・・殺しておくべきだ！！
'―――――――――――――――――ｖ―――――――――――――――――
ﾊ,,,ﾊ ﾊ ﾊ
＿＿''ﾉ´ハﾍヽ ,,,... _ ﾊ,,,ﾊ ﾊ,,,ﾊ r'⌒｀ヽ
|＿＿川,, ´-) (-`ﾘ'!_,| rﾞﾉﾉﾊﾍﾍ ノﾉハ＾''ヾ （`ω´ ,,）
|＼＿〃´￣￣￣￣ヽ＼ )ﾉ,,｀Д´）^) （｀m´,,ゝ( （i｀ﾞ''ﾞﾞ´{）
| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～'＼ ,/},,_：l_,,iノ とl｀l=l´''lつ r'二二ヽ liﾛ==il}
＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼ (_,l,＿i,__l ﾉ_,V,__,ゝ (ﾟдﾟ,,i,,ゝﾉ,,＿_ﾉゝ
＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ （＿）__） （__（＿） (_v__Ｕ
＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣| ,ﾉ,._,.ﾉ=､
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ん,,＿_.ゝ
,―――――――――――――――――
｜ふざけるな！二度とそんな口を叩くな！
,――――――――'―――――――――ｖ――――――――
｜あなたっ！！やめて！！
'―――ｖ――――――――
ﾊﾞｼｯ!! 人ノ(
ﾊ,,,ﾊ ＜ ！ ﾊ ﾊ
＿＿''ﾉ´ハﾍヽ ,,,... _ ﾊ,,,ﾊ ﾊ,,,ﾊ r'⌒｀ヽ
|＿＿川； ﾟo) (-`ﾘ'!_,| rﾞﾉﾉﾊﾍﾍ ノ''^ﾉハヾ ！ （´ω`；）
|＼＿〃´￣￣￣￣ヽ＼ )ﾉ#`Д）ヽ )ゝ::.'m｀） （i｀ﾞ''ﾞﾞ´{）
| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～'＼ ○},,_：l_,,iミﾐ とl`l=l´''lつ r'二二ヽ liﾛ==il}
＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼ 人___Y ○ (⌒),,__,ゝ (дﾟ,,i,,ゝﾉ,,＿_ﾉゝ
＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ し（＿） ￣ `J (_v__Ｕ
＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣| ,ﾉ,._,.ﾉ=､
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ん,,＿_.ゝ
68 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:00:53 ID:qtjStdr70
,――――――――――――――――――――
｜また来るからな。それまでに考えておけ。
｜引っ越そうなんて馬鹿なマネだけは考えるな。
｜他の国に迷惑が掛かるだけだ・・・。
,――――'―――――――――ｖ―――――――――――
｜うるさい・・・！さっさとうちから出て行け！！
'―――ｖ―――――――――――――――
ﾊ,,,ﾊ
＿＿''ﾉ´ハﾍヽ ,,,... _ ﾊ,,,ﾊ ﾊ,,,ﾊ
|＿＿川； ﾟ-) (-`ﾘ'!_,| rﾞﾉﾉﾊﾍﾍ ノ''^ﾉハヾ
|＼＿〃´￣￣￣￣ヽ＼ )ﾉ#`Д）^) )ゝ::.'m｀）
| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～'＼ ○},,_：l_,,iノ Ｕ`l=l´l
＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼ l＿,l__,l ﾉ__,V,_,ゝ
＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ （＿）__） （＿）__）
＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
,―――――――――――――――――――――――
｜何故だ・・・何故うちの子にはこんな力が・・・。
｜神よ・・・何故このような力をこの子に与えたのだ・・・・。
,――'――――――――ｖ―――――――――――――――――――
｜あなた・・・大丈夫よ。確かに不思議な力を持った子かもしれない。
｜泣けば雨雲を呼び、大粒の雨が降り・・・流れた涙がルビーとなる・・・。
｜ただそれだけじゃない。どこに災いを呼ぶ要因があるのかしら？
―――ｖ―――――――――――――――――――――――――――
ﾊ,,,ﾊ
＿＿''ﾉ´ハﾍヽ ,,,... _ ﾊ,,,ﾊ
|＿＿川,,ﾟｰﾟ) (-`ﾘ'!_,| 〃ﾊﾍﾍﾞヽ
|＼＿〃´￣￣￣￣ヽ＼ （Д｀ ；ゞ
| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～'＼ i_：l_,,Ｕ
＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼ ,l__,l＿,l
＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼（__（＿）
＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
69 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:02:14 ID:qtjStdr70
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............::::::::::;:;:;:;;-=・=- -=・=-;;:;:;:;:::::::::............
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............:::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:::::::::::........... ............:::::::::;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;:;:;:;:;:::::::::::...........
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ﾊ,,,ﾊ ﾊ,,,ﾊ
''ﾉ´ハﾍヽ 〃ﾊﾍﾍﾞヽ
川； ´-),,,､ （д｀ ；ゞ
( ヽ(-`ﾘ i /i,,_l：_'ヽ
ﾉヽ__)二_ﾉ (_l⌒l,ノ(,ﾉ
とん,＿__ﾉ （＿）--J
,━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃子供は、過去の死神の子の力とは大きくかけ離れており、災いを
┃もたらす可能性は低いとみられ、殺される事はなかった。
┃しかし、住民の態度は子が生まれる前とは打って変わり・・・
┃とても冷たくされ、陰口を叩かれ・・・思い描いた暮らしとは大きく
┃異なってしまった・・・。
┃
┃
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
70 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:06:14 ID:qtjStdr70
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
|i l ! l _ ! i i !| i
i! |i i i| |i i! !i |i
i| |i i !i i!
! |i i i i|ニニ ニニ|i i !i i
i ! i i| |i |! i| i!
i! |i i! ! ｉ| |i i!
,/￣ｉ| |i￣ﾍ i! i i
i i! i i / .i|_|i ﾍ |! i! i !
!| i! | i / ＿＿_ ﾍ i !i
i! |i ! / /Roseﾍ ﾍ i! i i! i
.i二二二二二二二i i!
!| i| |i !| i ! i
i! |! ﾊ,,,ﾊ i ﾊ,,ﾊ i ! i i
rﾞﾉﾉﾊﾍﾍ !i ﾉﾉﾊ8ヽ |i i!
i! |! i )ﾉ,, TД） (-`,,川 i! i
i! |i /: :(ﾍ |! lﾟ:::::U |! i
,-,-'''ヽ-''ﾍ_つ ん,,__ゞ i
i! しし--' i! i!
,━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3年の月日が経ち・・・母ローズは長年のストレスと疲労で倒れ、
┃ついには帰らぬ人となってしまった・・・。
┃
┃
┃
┃
┃
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
71 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:09:29 ID:qtjStdr70
ﾊ,,,ﾊ
ii rﾞﾉﾉﾊﾍﾍ
r' ヽ)ﾉ*´д`）
|二|/},,_：甘と)
l＼￣￣￣￣ｌ,__,ｌ ￣￣￣￣￣ ＼
i＼＼ （￣(￣(`=...::.:. ＼
il l＼＼ ￣ ￣ ＼
il li ＼＼ ＼
｀-' ＼＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿,＼
il | li―――――――――――, li
il | li il li
｀''-' ｀-'
,━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃父ディックは、最愛の妻を亡くした悲しみを忘れるかのように・・・
┃酒に溺れる毎日を過ごした。
┃
┃
┃
┃そして・・・・・・・・・・。
┃
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
72 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:11:06 ID:qtjStdr70
／｀ヽ
／ ／
／ ／
／ ○ /
／´''ｰ--!､
／ ／
／ ,／
／ ;;;:.::;;;:.／ ...:;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:;;:;.:;.......
／ ;;:..;:／ .;.:.:;.:;. .:; .......:;.: .:.: . . .. :; .: . :; :;;;;:;;;;;;;;;;;;;;...........
／ ..:;;;:／ ;.::::::.:.:;.:.::;.....................;.:;.:.:;. .; .:; .;: . .. . ...
ゝ,,.._..,,／ ..............:;:;:;:;:;;:;:;:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:;:.;.:.......................
,━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃悲しみに耐えられなくなってしまったディックは、ローズのあとを
┃追うかのように・・・自殺を図ってしまった・・・。
┃
┃
┃
┃子を置いてまで・・・。
┃
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
73 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:17:26 ID:qtjStdr70
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| ! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
|i l ! l ! i i !| i
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! !
|i l ! l ! i i !| i
ﾊ,,ﾊ i |i i| i!
i! i! i ﾉ8ﾉﾊヽ i| i i! i! i!
!i i| 川,, ﾟ-) i! |i i!
!| i i Ｕ:::::ﾟl i! |i i!
i i ! ん,,__ゞ i|! | i!
,━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃一人残されたセセラは・・・考えた。どうしてパパとママは死んじゃった
┃の？どうして周りのみんなは冷たくするの？
┃
┃セセラ「そうだ・・・私が悪いんだ。全部・・・ぜーんぶ・・・私が
┃ 悪いんだ・・・。こんな力があるから・・・私が全部悪いんだ・・・。」
┃
┃
'━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
74 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:19:39 ID:qtjStdr70
― それは違うぞ・・・。人間の子よ・・・。 ―
75 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:23:10 ID:qtjStdr70
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! !
|i l ! l ! i i !| i
i! | i! ,――――――――――
!| i! i /( _,,,.....)ヽ ｜おじさん・・・だぁれ？ i! i|
i ゝ__) ＿ヽ' ,―'―――ｖ―――――――――――――――――――――
!| i! 〈o,〈ll_ll_ll〉 ＜ 人間の子よ・・・。全て自分に非があるのだと思い込んでいる
i! i く｀''^)―-l-(''ﾌ ｜ようだが、それは間違いだ。おまえは決して悪くない・・・。
i i| ||i |=--∧〉| :| そう・・・全てはロードブルクの民に非があるのだ。
i| i :|ゞ ｀''--､ ｌ | :| おまえたち家族を絶望の淵へと追いやったのは誰だ？
|i i! :| |｀'''ーミミ> l :| おまえから両親を奪っていったのは誰だ？
|i i| i |く_/く＼／ゝ.| '――――――――――――――――――――――――――
i ! .| ／,ヽ、>| | i! ﾊ,,ﾊ i! i |i i !i
!
!| i i! |／ ／'ﾌ〉-'ﾌ | |! ﾉﾉﾊ8ヽ
i i ／ ／ l l l | i! (-ﾟ ,,川 i! |i !i
! ／l／ |i | |i :l | |! |i lﾟ:::::Ｕ i! i
! | l_／ん,,,〈o,,._ﾌo,,._ﾌ,,ゝ ,ん,,__ゞ i! i|
76 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:24:48 ID:qtjStdr70
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! !
|i l ! l ! i i !| i
i! | i! i! |i
!| i! i /( _,,,.....)ヽ i i |! i
i ゝ__) ＿ヽ' ,―――――――――――――――――――――
!| i! 〈o,〈ll_ll_ll〉 ＜ おまえには素晴らしい力がある。その力で
!i |i i| く｀''^)―-l-(''ﾌ ｜父親と母親を奪ったこの国の民へ復讐するのだ！
|r' 〉=-∧〉ｌ, '――――――――――――――――――――――
!| i! |i く, ミﾐ>| ヽ ｜わかんない・・・。わかんないよ・・・。
|i i| i | ゝ_.,-' ／ :lヽ ＼ 'ｖ―――――――――――――――
| く／,ヽ､>^､ゝ＼,_ミﾐ
|! i! | ／ ／ 〉-'ﾌ ﾉﾉﾊ8ヽ |! i i! |i
! i i! ／ ／/ / / / (-`,,川 i |!
! |! ／ l／o!ー-'ゝ / lﾟ:::::Ｕ i !i i
! ＿ l_／ l_/‐-､_,〈o,,._ﾌ ん,,__ゞ i! |! !
77 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 19:27:06 ID:qtjStdr70
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! !
|i l ! l ! i i !| i
i! | i! |! i i
!| i! i /( _,,,.....)ヽ i! i! i!
i ゝ__) ＿ヽ' ,――――――――――――――――――
!| i! 〈o,〈ll_ll_ll〉 ! i ＜ このオーブを使うがいい・・・。
i! i く｀''^)―-l-(''ﾌ ｜おまえの力を暴走させ、ロードブルクに
i i| ||i |=--∧〉 `ヽ ○ ｜災厄を降り注がせる事ができる。
i| i :|ゞ ｀''--､ |ヽ､ ｀ｰ-彡 '――――――――――――――――――
|i i! :| |｀'''ーミミ> l ｀''ー--' ｜・・・・・・・・・・・・・。
|i i| i |く_/く＼／ゝ.| '―ｖ――――――― i! i
i ! .| ／,ヽ、>| | i! ﾊ,,ﾊ i! i |i i !i
!
!| i i! |／ ／'ﾌ〉-'ﾌ | |! ﾉﾉﾊ8ヽ
i i ／ ／ l l l | i! (-ﾟ ,,川 i! |i !i
! ／l／ |i | |i :l | |! |i lﾟ:::::Ｕ i! i
! | l_／ん,,,〈o,,._ﾌo,,._ﾌ,,ゝ ,ん,,__ゞ i! i|
78 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:00:38 ID:qtjStdr70
!| i| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! i| !
!| i| |i !| i ! i
i i| ! i i |! i ! ! i i
i| ! i i ! ! i |! !
|i l ! l ! i i !| i
i! | i!__..,, --―''´（ ,―――――
!| i! i /( _,,,.....)ヽ （ ...::;;;;ノ ｜怖くない？
i ゝ__) ＿ヽ' ） ....::::;;;r' ! ,―'―y―――――――――――――――――――
!| i! 〈o,〈ll_ll_ll〉 ,l'´ ....::::;;;;;く ＜ 恐怖・・・？おまえが恐怖を感じる事などない。
i! i く｀''^)―-l-(''ﾌ_..,ノ ...:::;;;;;ヽ | 感じるのは・・・おまえ以外のロードブルクの民
i i| ||i |=--∧〉 ....::::;;;;;く ! :| のみ・・・。親を失った悲しみ・・・奪われた怒りと
i| i |ゞ ｀''--､ ｌ ......:::::;;;;;;;r'´ :| 憎しみをそのオーブに込めるのだ！
|i i! |｀'''ーミミ> ....::::;;;;ノ '――――――――――――――――――――――
|i i| i .く_/く＼／ゝー--､,,..＿r'´
i ! ／,ヽ、>| i! ﾊ,,ﾊ i! i |i i !i
!| i i! ／ ／'ﾌ〉-'ﾌ |! ﾉﾉﾊ8ヽ
i i ／ ／ l l l i! (-ﾟ ,,川 i! |i !i
! ／l／ |i | |i :l |! |i (○と) i! i
! | l_／ 〈o,,._ﾌo,,._ﾌ ,ん,,__ゞ i! i|
79 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:02:23 ID:qtjStdr70
― そして ロードブルクに 災いが降り注いだ・・・ ―
80 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:06:16 ID:qtjStdr70
！
！
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿lヽr'；￣`ヽ'l _ ＿_ ﾊ,,,ﾊ __＿＿＿
|＿＿＿＿＿＿＿ ﾊ,,,ﾊ |＿＿__ヽ_) ▼ ▼l/__| :|＿_,ﾉﾉﾞ((ﾍヾ ＿＿＿|
|＼＿＿＿＿＿＿ )^)==o=)＼＿＿くヽ,,__皿ﾉヽ ＼ |＼__(ﾟ-ﾟ,,从 ＿＿_＼
| |＼ ～''´￣ (；´д｀) |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼| | : i烝:iU´￣￣ ｀ ｰ～＼
＼|∫＼ _., - ,._ /): y:l､＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼.| くi,_,il:ﾉ _,. - ､_,. - ､_ ＼
＼ ＼＿＿と'_く,,ノ､ヽゝ .＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ゝし＼＿＿＿＿＿＿＿_＼
＼ ||￣￣￣￣しし' ￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
,､,､
(, ,)
u,,__o）
,―――――――――'`―――――――――――――――
｜死神の子・・・って言ったら失礼ね。力を持った子は
｜涙を流すと雨雲を呼び寄せる力と涙をルビーにする
｜ことのできる力を暴走させ・・・触れたら体がルビーと
｜化してしまう呪いの雨をロードブルクに降り注がせたの・・・。
'―――――――――――――――――――――――――
,―――――――――――――――――――――――――
｜たとえ室内にいたとしても、とても強い呪いだったので
｜直接触れなくても雨が空気と混ざって室内に入れば
｜呪いを受けてしまう。この事に気づいた時にはもう・・・。
｜城の者は皆ルビーとなっていたんです。残った私たちは
｜ロードブルクから脱出しようとしたんですが・・・。
｜雨漏りに触れそうになった私をララルカ姫はかばって・・・。
'――――――――――――――――――ｖ―――――――
｜でも、なんでお姫様だけ人形に・・・？
,――――'――――v―――――――――――――――――
｜私はロードブルクで1、2位を争うほどの魔力を持っていたの。
｜ルビー化の呪いを打ち消そうと試みたんだけど・・・。
'―――――――――――――ｖ―――――――――――――
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿lヽr'；￣`ヽ'l _ ＿_ ﾊ,,,ﾊ __＿＿＿
|＿＿＿＿＿＿＿ ﾊ,,,ﾊ |＿＿__ヽ_) ▼ ▼l/__| :|＿_,ﾉﾉﾞ((ﾍヾ ＿＿＿|
|＼＿＿＿＿＿＿ )^)===o)＼＿＿くヽ,,__皿ﾉヽ ＼ |＼__(-ﾟ ,,从 ＿＿_＼
| |＼ ～''´￣ (； ´д) |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼| |とi烝:iU´￣￣ ｀ ｰ～＼
＼|∫＼ _., - ,._ /): y:l､＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼.| くi,_,il:ﾉ _,. - ､_,. - ､_ ＼
＼ ＼＿＿と'_く,,ノ､ヽゝ .＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ゝし＼＿＿＿＿＿＿＿_＼
＼ ||￣￣￣￣しし' ￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
,､,､
(, ,)
u,,__o）
81 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:07:59 ID:qtjStdr70
,―――――――――――――――――――――――――――
｜呪いが強すぎて、私の魔力でも打ち消すことはできなかったわ。
｜それでも、呪いを捻じ曲げることはできた。
,――‐'――――――――――――ｖ―――――――――――――――
｜捻じ曲げた結果が人形か・・・。はは～ん
｜さては、お姫様、お人形大好きだな？
'――――――――――――ｖ―――――――
,､,､
('ω`)
uu,,)o
ﾊ,,,ﾊ
)^====^(
ﾊ,,,ﾊ ( )
li^))ﾊﾍヾ /l: :lヽ
＿＿＿＿ ,|!liｊ,, ﾟｰ)! ＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿とん,,＿,,ゝっ＿_
／ -‐''‐- JjjＵi:烝i | / -‐''‐- -‐''‐- ﾍ |＼ -‐''‐- -‐''‐- ＼
／ ～､,,.＿,,-ｰ ゝli,_,iゝ |,/＿___lヽr'´￣｀ヽ/l__＿ﾍ,| ＼ ～､,,.＿,,-ｰ ＼
／＿＿＿＿＿＿＿_／し'ﾉ／/ (つ と) ﾍ＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＼
|￣￣￣￣￣￣￣￣|／|∫／ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| '＼∫|＼|￣￣￣￣￣￣￣￣|
| | |／ | | .＼| | |
|＿＿＿＿＿＿＿＿|／ :|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼|＿＿＿＿＿＿＿＿|
,――――――
｜図星かよ！
'―――――ｖ―
,､,､ ｷﾞｸｯ
('ω`;))
(っ ﾉ
(^)-J ﾊ,,,ﾊ
)^====^(
ﾊ,,,ﾊ ( ；)
li^))ﾊﾍヾ /l: :lヽ
＿＿＿＿ ,|!liｊ； ﾟｰ)! ＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿とん,,＿,,ゝっ＿_
／ -‐''‐- JjjＵi:烝i | / -‐''‐- -‐''‐- ﾍ |＼ -‐''‐- -‐''‐- ＼
／ ～､,,.＿,,-ｰ ゝli,_,iゝ |,/＿___lヽr'；￣｀ヽ/l__＿ﾍ,| ＼ ～､,,.＿,,-ｰ ＼
／＿＿＿＿＿＿＿_／し'ﾉ／/ (つ と) ﾍ＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＼
|￣￣￣￣￣￣￣￣|／|∫／ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| '＼∫|＼|￣￣￣￣￣￣￣￣|
| | |／ | | .＼| | |
|＿＿＿＿＿＿＿＿|／ :|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼|＿＿＿＿＿＿＿＿|
82 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:09:37 ID:qtjStdr70
,――――――――――――――――――――
｜生き残った私たちは、呪いを解く鍵となる
｜「ラーの鏡」を求めて、旅立ったのですが
｜路銀を稼ぎながら旅をするのは少々手間が
｜掛かりすぎるという事で、旅のサーカス団に
｜入団したんです。練習の合間を縫って情報収集
｜などをしてたんです。
'―――――――ｖ―,―――――――――――――――――――――
｜そしてようやくラーの鏡のありかが
｜サウスウィル近辺の洞窟にある事が
｜わかったの。そしてあなたたちに出会ったのよ。
'―――――――――ｖ――――――――――――
,､,､
('ω`)
uu,,_）o
ﾊ,,,ﾊ
(o===(^(
ﾊ,,,ﾊ (д｀ ,,)
li^))ﾊﾍヾ /l: :lヽ
＿＿＿＿ ,|!liｊ ﾟ oﾟ)! ＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿とん,,＿,,ゝっ＿_
／ -‐''‐- JjjＵi:烝iつ / -‐''‐- -‐''‐- ﾍ |＼ -‐''‐- -‐''‐- ＼
／ ～､,,.＿,,-ｰ ゝli,_,iゝ |,/＿___lヽr'´￣｀ヽ/l__＿ﾍ,| ＼ ～､,,.＿,,-ｰ ＼
／＿＿＿＿＿＿＿_／し'ﾉ／/ (つ と) ﾍ＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＼
|￣￣￣￣￣￣￣￣|／|∫／ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| '＼∫|＼|￣￣￣￣￣￣￣￣|
| | |／ | | .＼| | |
|＿＿＿＿＿＿＿＿|／ :|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼|＿＿＿＿＿＿＿＿|
83 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:11:44 ID:qtjStdr70
,――――――――――――――――――――
｜そういえば、アルクさんたちは何故あの洞窟に？
,――'―――――――――――――――v―――――――――――
｜ん？ああ、お姫様たちが行方不明って事で
｜サーカスの奴らが賞金まで出して探してるんだぜ？
｜昨日アルクとリーシヤがぶつかった拍子に地図落としていっただろ？
｜それを頼りに行ったらあの洞窟だったわけよ。
'―,――――――――v――――――――――――――――――――
｜んなっ！？あの地図あなたたちが持っていたの！？
｜あれからあの洞窟探すのに1日掛かったのよ！！
'――――――――――――ｖ―――――――――
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿lヽr'´￣`ヽ'l _ ＿_ ﾊ,,,ﾊ __＿＿＿
|＿＿＿＿＿＿＿ ﾊ,,,ﾊ |＿＿__ヽ_) ▼ l/__| :|＿_,ﾉﾉﾞ((ﾍヾ ＿＿＿|
|＼＿＿＿＿＿＿ )^)===o)＼＿＿くヽ,,__皿ﾉヽ ＼ |＼__(-ﾟ ,,从 ＿＿_＼
| |＼ ～''´￣ (,, ´д) |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼| | i烝:iU´￣￣ ｀ ｰ～＼
＼|∫＼ _., - ,._ /): y:l､＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼.| くi,_,il:ﾉ _,. - ､_,. - ､_ ＼
＼ ＼＿＿と'_く,,ノ､ヽゝ .＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ゝし＼＿＿＿＿＿＿＿_＼
＼ ||￣￣￣￣しし' ￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
！ ,､,､
(, ；)
u,,__o）
,―――――――――――――――――――
｜サーカスといやぁ、あんたたちどうするんだ？
｜俺たちと旅を共にするというんなら・・・。
'――――――――v―――――――――――――
｜はい、明日サーカスを退団するつもりです。
｜勝手に本番抜け出したり、急に退団するなんて
｜言ったら団長に怒られちゃうと思いますけど・・・。
'――――――――――――――v――――――
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿lヽr'´￣`ヽ'l _ ＿_ ﾊ,,,ﾊ __＿＿＿
|＿＿＿＿＿＿＿ ﾊ,,,ﾊ |＿＿__ヽ_) ▼ ▼l/__| :|＿_,ﾉﾉﾞ((ﾍヾ ＿＿＿|
|＼＿＿＿＿＿＿ )^)===o)＼＿＿くヽ,,__皿ﾉヽ ＼ |＼__(ｰﾟ ,,从 ＿＿_＼
| |＼ ～''´￣ (,, ´д) :|＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼| |とi烝:iU´￣￣ ｀ ｰ～＼
＼|∫＼ _., - ,._ /): y:l､＼|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼.| くi,_,il:ﾉ _,. - ､_,. - ､_ ＼
＼ ＼＿＿と'_く,,ノ､ヽゝ .＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ゝし＼＿＿＿＿＿＿＿_＼
＼ ||￣￣￣￣しし' ￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
,､,､
(, ,)
u,,__o）
84 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:13:57 ID:qtjStdr70
,――――――――――――――――――――
｜そうか。じゃぁ明日に備えて今日はもう寝ると
｜するか。んじゃ、おやすみ・・・。
,―――――'――――――v――――――――――――――
｜はい、おやすみなさいませ・・・。
'――ｖ―――――――――――
＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
／ -‐''‐- -‐''‐- ／| / -‐''‐- -‐''‐- ﾍ |＼ -‐''‐- -‐''‐- ＼
／～ ﾊ,,,ﾊ ＿,,-ｰ ／ :|,/＿___lヽr'´￣｀ヽ/l__＿ﾍ,| ＼ ～､,,. ﾊ,,,ﾊ ＼
／,､,､,ﾉﾉﾞ((ﾍヾ_＿＿_／ ,／/ ヽ_) (_/ ﾍ＼ .＼＿＿＿)^====^(＿_＼
|￣￣￣￣￣￣￣￣|／|∫／ |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| '＼∫|＼|￣￣￣￣￣￣￣￣|
| | |／ | | .＼| | |
|＿＿＿＿＿＿＿＿|／ :|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼|＿＿＿＿＿＿＿＿|
85 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:15:26 ID:qtjStdr70
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;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ＿ ... ;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;:
;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ;:: ::. :.. ...｀ヽ ｀ヽ ... ..: .:: ::; ::; ::; ::; ::; ::; ::; ::; ::; ::;
::. ::. ::. ::. ::. ::. ::. ::. ::. ::. ::. ::. ::. :.. ... 'l 'l ... ..: ..: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .:: .
:.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. ... | | ... :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :...
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:.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. ... ._.,ノ__.,ノ ... :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :.. :..
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;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;:;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;: ;;:
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86 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:17:31 ID:qtjStdr70
ﾌｺﾞｫｫｫ… ｽﾔｽﾔ…
.lヽr'´￣｀ヽ/l ﾊ,,,ﾊ
＿＿＿＿＿__＿＿__ ＿_.ヽ_) ▼ ▼l,/＿__ ＿＿.rﾞﾉﾊﾍヾ _ ,､,､ z～z…
|＿＿＿＿＿＿＿＿| |＿＿_ヽ,,_皿 ﾉ_＿＿| |＿＿jj!,,´ｰ｀)! (ω`,)
|＼＿＿＿＿＿__＿_,＼ :|＼＿〃´￣￣ ヽ.＿__＼ |＼＿〃´￣￣￣￣ヽ,＼
| |＼ ～''´￣ ｀'' ＼,| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼| |＼,.-～´￣￣ ｀ ｰ～＼
＼|∫＼ _., - ,._ _,. - ,._ ＼.|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼.|∫＼ _,. - ､_,. - ､_ ＼
＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼ ＼＿＿＿＿＿＿＿_＼
＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|＼ ||￣￣￣￣￣￣￣￣|
＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿| ＼||＿＿＿＿＿＿＿＿|
87 ◆JfRaVW6986 sage 2007/07/20(金) 20:18:47 ID:qtjStdr70
r'´⌒｀ヽ
l|...::○::...|l
ゝ,_ _,ノ
l|／i＼|l
l|／i＼|l
l|／i＼|l
＿ ｌ|／i＼|l ＿
ﾍ"｀'' ‐- ,,,..____l|／i＼|l____..,,, -‐ ''´"/
ﾍ,::: : : : :... ￣￣ ... : : ::::/
ﾍ To Be Continued /
ゝ,‐- ,,..＿ ,-―‐-,. ＿..,, -‐､ﾉ
｀|::::::| |
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- 2007/07/31
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