「 2006年12月 」 の記事一覧

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バイトの先輩

84 :名無し職人:2006/12/13(水) 01:58:26
今日、生まれて初めてバイトに行ってきた。
高校終わり頃から引きこもりはじめ、附属だからエスカレーターで大学にいくものの、
オタでキモな俺は誰かと会うのが苦痛で、最初の1年はほとんどを無駄に過ごした。

今年になって、だんだん「これじゃだめだ」と思うようになり、大学にもぼちぼち通いだした。
小遣いくらいは自分で稼ごうと思ってバイトを探して、荒療治だけどここでやらないともう後がないと思い、
コンビニのレジに申し込んだ。

生まれて初めての面接でとても緊張した。
どもりながら、一生懸命話したつもり。後日、採用の電話が来た時は腰が砕けそうになった。

そして今日。
研修ということで従来の二人勤務に自分が加わる形でバイトが始まった。
1つ上と2つ上の男の先輩で、どちらも系統こそ違うが整った顔立ちだった。
「俺みたいなのはきっと蔑まれるんだろうな」と鬱々になっていたけど、
2つ上の人は、俺の目を真っ直ぐ見て、仕事上の上下はあるにしても、人間として対等に接してくれた。
1つ上の人は、とても親しげに接してくれて、気軽に話しかけてくれた。


85 :名無し職人:2006/12/13(水) 02:02:17
見た目がイイ人は性格がどこか捩れてるという先入観は見事に砕かれた。

メモ帳を取りに控え室に戻ろうとすると、中から話し声が聞こえてきた。
ひとつ前の時間帯に勤務していた女子高生2人と、商品補充を取りに行っていた2つ上の先輩だ。

「○○せんぱぁ~い、あのヒトですか?新人のwなんかキモくないですかぁ~?w使えなさそうw」

あぁ、そうだよな。そういう評価がつけられる外見だって自覚してた。先輩だって内心そう思ってるだろうな。

「・・・コンビニのレジは、いつからモデル業になったよ?使える使えないはこれから俺が判断する。というか、俺が
彼を使える様に鍛え上げるよ。話してみても、根が悪くないのは充分伝わったし。
お前らもな、そんな年で、いやまぁ、そんな年だからだろうけど、人のいないとこで、外見とかとやかく言うのは
やめておけよ。今のは聞かなかった事にするから。わかったな?」


86 :名無し職人:2006/12/13(水) 02:05:39
思いもかけない言葉を聞いて、思わず泣きそうになった。いや、多分半分泣いてた。

するといきなり扉が開いて、先輩が出てきた。
「・・・おっと。どうした?」
「あ・・・いえ、メモ帳取りに・・・」
「そっか、熱心だな。よっしゃ、どんどん教えるからさ、頑張ってくれな。期待してるから」

と肩を叩いて売り場に戻っていった。俺は震える声を必死に抑えて俯いてたけど、きっと先輩は
気づいていたんじゃないかと思う。

バイトの仕事はとても疲れた。頭も良くないし、要領も悪い俺に、二人の先輩は根気強く指導してくれた。

「不慣れで大変だったろ。でもまぁ、こんなのは数こなせば慣れるもんだから。最初はできなくて当然だし、
一生懸命やってくれてるしね。俺らもサポートするから、これから一緒にやってこうな」


お世辞にも外見良くないし、要領も頭も悪い俺に、ここまで気を使ってくれる人がいるとは思わなかった。
自分と正反対の世界にいるような人が、俺なんかを対等に扱ってくれるとは思わなかった。
見た目や印象でなく、あくまで一個の人間として、能力の得手不得手で扱ってくれる人がいると思わなかった。

スレ違いすいません。いつもこのスレで笑いや勇気を貰っていた手前、
ここに書きたくなって仕方ありませんでした。
長文乱文失礼しました。



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もしジャイアンにインテルが入っていたら

1 名前:書初め(今年こそデート) 投稿日:2006/12/12(火) 17:12:32.49 ID:7dgHTq9e0

おまえのものはおれの物、おれのものもおれの物。


だからお前の悩みもおれの物なんだよ。



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頭のいい青年

459 おさかなくわえた名無しさん sage 2006/12/16(土) 16:14:27 ID:gXNxMgGs
ワシントン大学での英語学序論の期末試験でのことである。
このクラスは800人も学生がいたので、1年生の他の多くの科目と同じく、この試験も
新しい学生を振り落とすためのものだった。試験は2時間で、問題用紙が配られた。
教授はとても厳しい人で、きっかり2時間後にこの机の上に提出しないと受け取らないこと、
従って試験には落ちることを学生たちに言い渡した。試験が始まって30分後、
1人の学生が息せき切って駆け込んで来て、教授に問題用紙を下さいと言った。

教授:「もう最後までやる時間はないと思うがね」
と用紙を渡しながら言った。
学生:「いえ、やります」
と答えると、席についてやり始めた。

2時間後、教授が試験の終了を宣言すると、学生たちは列をなして答案を提出し、出て行った。
後には、遅刻した学生がただひとり残って、書き続けた。30分後、机に向かって
次の授業の準備をしていた教授のところに、その学生がやって来た。
彼は机上に積み上げてある答案用紙の上に、自分の答案を置こうとした。

教授:「駄目、駄目。受けとれんよ。もう、時間切れだ。」
学生:「先生は私が誰だか御存知ですか?」
教授:「いいや、どなた様か知らんね。」
と皮肉な口調で答えた。
学生:「先生は私が誰だか御存知ないのですか?」
と再び聞いた。
教授:「知らんね。関係ないだろう。」
と高圧的な口調で答えた。
学生:「分りました。」
と答えると……
答案用紙の山をさっと持ち上げ、素早く自分の答案用紙を
その中ほどに差し込んで教室を出て行った。



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