「 2006年12月 」 の記事一覧

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かっこいい親父

98 :本当にあった怖い名無し :2006/10/19(木) 13:06:06 ID:42CnOh1ZO
もうずいぶん昔の話。兄が厨房の時、ヤクザの子供のセンパイから金借りて返さなかったのでリンチにされた。
先生達は兄のけがを見てもびびってスルーしてたが、
あとで遠くから見てた住民が警察にチクり、学校で問題に。
校長や担任とともに加害者のヤクザの息子が謝りにきた。
するとウチの親父(生粋の共産党員)、ヤクザの息子に
「元は俺のガキが金借りて返さないのが悪いんだ。気にすんな」
そしてそのヤクザの息子の肩を抱いて「でも、男なら子分つかうなよ。てめぇの拳でサシでボコボコにしてやれ。」
途端にヤクザの息子、号泣。ごめんなさいと繰り返し、嗚咽。校長以下沈黙。
あとで父親のヤクザ本人から、ウチの親父にお詫びとお礼の電話がきた。
ヤクザの親父も、泣きながら「あんたみたいな兄貴がほしかった」と語った。
もちろん学校と加害者からの見舞い金も「ウチのガキが悪いんだから」と受け取らず。(お見舞いのくだものはもらったぞ)

 親父をかっこいいと思った出来事だった。    



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100円ください

817 おさかなくわえた名無しさん sage 2006/12/21(木) 14:53:38 ID:46CzD+ez
5年程前、俺が25才頃の話。
夜20時頃、地下鉄改札付近で制服を着た女子高生が通行人の男に手当たり次第声をかけているのが見えた。
逆ナンでもしてるかと思って見ていると、なぜか小銭をもらってる様子。そのうち俺も声をかけられた。
定期を落として帰れないので、100円でいいからくれとのこと。
100円くらいあげてもいい・・・と思ったところで、その数日前、後輩から聞いた話を思い出した。
同じ手口で小銭集めてる女子高生の集団がいると。制服を見ると話で聞いた高校。仲間もいるかな、と思って周りを見ると、
さっと陰に隠れた同じ制服の女が二人いた。間違いないな、と確信したので、少しいじめようと思った。
家どこ?と聞くと、「○○です」
「じゃあ・・・260円だね。さっきの人たちからももらって、もう十分でしょ?」ここで女は「ヤバイ」みたいな顔をした。
「それともあそこの友達もみんな定期落としたの?」と、隠れてるところを指差すと、完全に下を向いて黙った。
「それなら駅員さんに借りな」と、その場で手を上げて駅員を呼んでやった。事情を説明して隠れてた友達も呼んだところで
すぐに巡回していた警察が来て、全員連行していった。それ以来、そいつらを見ることはなかった。



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ランダエタの思い

809 おさかなくわえた名無しさん sage 2006/12/21(木) 09:30:32 ID:dSMb1dAF
血の滲むようなトレーニングの末、ランダエタは再び日本の地を踏んだ。
4ヶ月ぶりに対面するチャンピオンは威厳のカケラもなく、今のランダエタなら
たやすく命を絶てそうな薄っぺらな存在だった。

軽量をパスし、一時ホテルへと戻ったランダエタに電話のコールが鳴る。
受話器からは「今日の試合、もしおまえが勝ったら子供を殺すで・・」
ドスの聞いた日本語が響く。
前回の試合後、日本のファンからよせられた激励に日本語で答えたいと
猛勉強をしたおかげで脅迫の意味は充分理解できた。
「僕の子供は日本に連れて来ていない、君はいったい何を言ってるんだ?」
ランダエタの問いかけに男は
「おまえのガキちゃうわい!こう・・・いや、ワシの子供を殺す言うとんじゃ!!!」

著しく精神を乱されたままリングに上がった彼が見たものは、チャンピオンの
傍らで不気味な視線をぶつけてくるセコンドの姿だった。
そして彼は理解した、もし自分が勝利を収めたらチャンピオンは殺されるのだ・・・

拳闘の果てに命を失うならボクサーとして悔いはない、恐らくチャンピオンにも
その覚悟はあるであろう、しかし、信頼している父親に敗北を叱咤され、未来ある
命をいたずらに搾取されていいものか?
敬謙なクリスチャンであるランダエタには耐えられなかった。

試合後、「バッシングも受けたけど、親父が壁になってうえぇえっうえ」と涙する
チャンピオンを自愛に満ちた目で見つめるランダエタがそこに居た。



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落し物

874 名無しさん@明日があるさ 2006/12/21(木) 02:08:16
あれは去年の12月の下旬ごろ、クリスマス間近だったっけ。
ある大型量販店に予約したエロゲを取りに行ったんだが、
帰りにトイレに寄ったときに商品と財布の入った紙袋を個室に忘れてしまったんだ。
それに気付いたのは帰りの電車を待つ雪の降るホームでさ、
俺は涙目で走りながらトイレに戻ったんだ。
彼女はそこに居なかった…。鼻水まで出てきた。
「くそっ、まだ近くに居てくれ神様ッ」そう呟きつつ俺は拾得物カウンターに走った。
そこには魔物が居た。
「お客様、それで失くされた商品名は?」言えるかこのバカ女がッ!
俺の握り締めた拳は苦悩の汗で湿り始めたその時だった…。
店内のジングルベル・ソングがひときわ大きくなり若い女の声で放送が始まった。
「XX都XX区からお越しのXXXX様、二階カウンターで…」
俺だぁッ!俺は二階カウンターへ走った。もう言わないでくれ頼むっ!
「成年向けソフトウェア、『お兄ちゃんもう止めて(仮)』を預かっております。至急…。」
間に合わなかった。止まった。周りの家族の談笑、恋人たちの囁き、俺の心臓。
「袋の中を、そうか、見たのか…。ははっ…。」
俺は迷子の女の子みたいにしゃがみ込んでしまった。
コレがさらに状況を悪くした。周囲の視線が俺に集まりだしたのだ。そして皆が囁く。
「もういいや、何だって」俺は世界のすべてを敵に回して彼女を迎えにいった。
カウンターの女たちはロボットみたいな笑顔で俺のレシートと氏名を確認した。
そして彼女の入った袋を投げてよこした。
俺は幾百もの冷たい視線を浴びながら彼女を熱く抱きしめて帰った。
「お兄ちゃん、お前に会いたいからがんばったよ」
帰り道、都会の汚れた雪たちが俺の火照った顔をやさしく濡らした。



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3年生を送る会にルー大柴がやって来た

291 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2006/12/20(水) 19:29:01 S7SKOR810
高校の時、3年生を送る会のゲストにルー大柴が来た。
そのころの俺は生徒会の人選が理解できなかった。
何でルーなのかと。そこまで予算がなかったのかと。
ただのテンション高いだけの人じゃん。そう思っていた。
会も終盤、ついにステージ上にルーが登場。
相変わらずの英語交じりで、最初からうっとおしいくらいのハイテンション。
しかし、自分の半生を面白おかしく紹介した後、
卒業していく俺たちに、彼なりの人生アドバイスを語り始めた。
「俺は人を喜ばすことこそ人生だと思う。
 みんなも人のために一生懸命になれることを見つけてほしい。」
なんだかイメージとは違って真剣な話で、かえってストレートに心に来た。
その後ルーは自分のテーマソングを熱唱し、終始ハイテンションで会場を後にした。
最後列の生徒まで笑ってもらおうと40過ぎのオッサンは体育館を走り回り、
最後の最後まで俺らを楽しませようとがんばっていた。
それ以来俺はルーを少し尊敬している。



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DQNに絡んでみた

548 おさかなくわえた名無しさん 2006/12/20(水) 22:24:24 ID:OSAU56xj
中二病だった俺は、カッコイイと思いこみ、暁専用の(赤雲)の柄が入った服をオークションで購入し(コスプレ衣装)
夜、それを着て俺は近所の駅に繰り出した

すると、ベンチに座っていたDQN2人組が俺に絡んで来てこう言った
1人目の男が驚いた表情で「お・・お前は・・」
そして、その場に居るにも関わらず、2人目の男が少し遅れたテンポで俺に絡んで来た
「茶屋で怪しい奴を見かけたと思ってたら、まさかお前だったとはな。あんな大事件を起こして置いて、よくもまあ堂々と帰って来れたもんだな」
恐らく俺の立ち位置は「イタチ」、そして場の空気を呼んだ俺は、「俺に関わらないで下さい、あなた達を殺すつもりはない」
すると、1人目の男が「へっ同胞殺しのお前の台詞じゃねーな」
そして2人目の男がこう言った、「この人結構うるさいですね、やりましょうか」
一人目の男「ああ、だがお前の技は目立つ、少し抑えろよ」みたいな事を言い腕を鳴らし始めた
そこで俺は気付いた、いつの間にか俺が木の葉側の上忍「アスマ」の立ち位置に居る事に
そして少し迷ったが俺は場の空気を察し、こう言った。「おめーらは今から俺がとっちめる」

数分後に大泣きして謝る俺の姿がそこには有った。そして持ち合わせていた、現金4万7千円は颯爽と財布から抜け出して行った
新手のカツアゲを目撃した瞬間だった。



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